目次
何歳から歯磨き粉を使用したら良いのか
・歯磨き粉?私が子どもに使っているのは
・いつから歯磨き粉を使ったら良いの?
・素材に違いによる使い方は?
・それまでの年齢は歯磨き粉を使わなくて大丈夫?
・まとめ
・いつから歯磨き粉を使ったら良いの?
・素材に違いによる使い方は?
・それまでの年齢は歯磨き粉を使わなくて大丈夫?
・まとめ
歯磨き粉?私が子どもに使っているのは
まず使っている素材の中身の色を見て下さい。白い練り状ですか?それとも半透明や半透明の色がついたジェルですか?それとも液体状ですか?
白い練り状の物であれば歯磨き粉の可能性が費用に高いです。
ジェル状の物は一般にホームジェルと言われて歯磨き粉ではありません。日本製では無いのですが、海外製で0歳から使えると言われている歯磨き粉はフッ素が無配合なのでどちらかというと潤滑剤に近い性質のため歯磨き粉という表現は私には抵抗があります。
一方、液体(霧状のスプレーを含む)はフッ素剤の可能性があります。
それぞれに使い方に特性があります。もう一度現在使っている物を見直してみて下さい。
いつから歯磨き粉を使ったら良いの?
これは色々な意見があります。
大きく分けると学問としての考えかかとメーカーとしての使用方法があります。
極論から言うと製品はメーカーが開発・販売をしてますので、その使い方から逸脱する事は出来ません。
10〜20年前の大学病院では学問的な使い方で指導していましたが、現在はメーカー指示の使い方に変更されています。
具体的には歯磨き後、うがいをする事が前提となります。そうなると、いつからうがいが出来るかという話になります。
一般的にうがいが出来る年齢は個人差がありますが、大体2歳半位となります。2歳くらいからブクブクの訓練をしていくと良いでしょう。
素材に違いによる使い方は?
冒頭で歯磨き粉・ホームジェル・フッ素剤が出てきました。
歯磨き粉に関しては上記に書いてあるので、残りの2つに関して説明します。
簡単に言うとホームジェルとフッ素剤は近い使い方をします。歯磨き粉の後に使う物です。基本的には単体使用しませんが、ケースにより単体使用する場合があります。
両者とも歯磨きでお口の中が綺麗になってから使用し、その目的は口の中にフッ素成分を残す事です。
ホームジェルは、歯磨き後、ジェルで歯を磨くので無く塗り込みます。そして軽くうがいします。強くうがいしてしまってはフッ素が流れてしむのでNGです。
一方、フッ素剤、有名なのはレノビーゴですが、レノビーゴの場合は乳歯3〜4本を目安にワンプッシュを塗布します。直接かけるとびっくりするので、歯ブラシにつけて使用すると良いでしょう。レノビーゴの場合はうがいが必要ありません。
ホームジェルの使用も軽くですがうがいも必要です(一時期大学病院でも使った後は軽く拭くだけか、うがいしなくても良いと指導してましたが現在は必ずうがいすることを指導しています)。
参考までに学問的な歯磨き粉の使用方法を説明します。
使用するお子さんの爪を切るときに1本の指から取れた爪の量を目安として使用します。使用後は15mlぐらいのカップで軽くすすぐか、すすげなければ飲んでしまっても良いと言われています。日本の歯磨き粉メーカーは全てうがいを選定としてるのでこの方法は使用しないで下さい。
それまでの年齢は歯磨き粉を使わなくて大丈夫?
うがいが出来ない場合は、事実上歯磨き粉が使えない状態となります。ですがこれは歯磨きをしなくても良いという意味ではありません。
基本は歯ブラシを濡らして絞ってから磨いていきます。理想としてはその後、歯ブラシを洗って再度水を切ってからレノビーゴを使用することをお勧めします。ちなみにレノビーゴは0歳から使用して良いとなっています。
少しだけ前歯が出てきたくらいであれば、ガーゼを濡らして絞ってから拭くのも1つの方法ですが、お歯肉と歯の境界線の汚れが取れにくいのと、汚れを取る能力は歯ブラシの方が高いです。
外出時用に歯ブラシシートと言う形で口の中も拭けるウエットシートも販売されているので、限局した使い方であればこのような商品の利用も有効です。
まとめ
歯磨き粉は基本うがいが出来る様になってからの使用を推奨します。
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