目次
お家でフッ素材を使ってるから歯医者でフッ素を塗らなくても大丈夫?またその逆は?
・自宅のフッ素材と歯科院のフッ素材の違い
・自宅と歯科院のフッ素の意味合いの違い(イメージ的な考え方)
・まとめ
・自宅と歯科院のフッ素の意味合いの違い(イメージ的な考え方)
・まとめ
自宅のフッ素材と歯科院のフッ素材の違い
自宅で使用するフッ素材と歯科院で使用するフッ素材はフッ素の濃度が圧倒的に違います。成人が使用している一般的な歯磨き粉と比較して約10倍の濃度の違いがあります。そのため摂取方法を間違えると中毒になる可能性があります。通常のものは中毒を起さないかというと量を大量に飲み込んでしまうと中毒を置きますが、相当量を一気に使用しない限り問題ないので、問題視しなくてもいいと言えます。
自宅で使うフッ素材も色々なタイプが販売されています。歯磨き粉に含まれるフッ素材、ホームジェルと言われる半透明のジェル状のフッ素材、レノビーゴに代表されるスプレー状のフッ素材、自宅で出来る一番効果的と言われるフッ素洗口方(取扱状の説明要必要)が挙げられます。
うがいができないお子さんならレノビーゴの使用。うがいができるお子さんなら歯磨き粉とホームジェルの併用が自宅では理想です。
そして歯科院では濃度が圧倒的に違う高濃度フッ素を定期的に使用します。その意味は次の項目で説明しますが、自宅のフッ素材と歯科院のフッ素材は全く違うものです。
参考までですが上記に出てきたフッ素洗口方法はWHOも推奨されており近年研究報告から着目を浴びている方法です。基本的処方箋内なしで歯科医院や薬局で購入する事が可能ですが、販売店としては収益が非常に悪いため在庫を置いていない場合があります。大体6ヶ月分で1,000円〜1,500円位の価格で、地域によっては小学校や中学校で学校保健の一環として導入されています。歯科医師会が補助を出している地域もあります。
自宅と歯科院のフッ素の意味合いの違い(イメージ的な考え方)
歯科院で使用するフッ素は自宅で使用するフッ素材に比べて非常に高濃度なフッ素材です。そのため歯に対しの短時間で深い層まで浸透することが可能です。つまり歯科院で使用するフッ素材は如何に歯の中に染み込ませるかが重要な意味合いとなります。ただしフッ素時は再石灰化なのど材料として使用されてしまうため徐々に成分を失っていきます。その失ってしまったフッ素材を自宅で補給するので自宅で使用するフッ素材となるわけです。それと低年齢であればフッ素の取り込み効率が非常に高いので小さい時のフッ素塗布は有効であると言えます。
まとめ
自宅と歯科院でフッ素材は性質が全く異なる意味合いで用いいることが多くフッ素材といて一つのカテゴリーではありません。フッ素は劇物に相当するため適切な容量を適切なタイミングで使用する必要があります。歯科院で使用するフッ素材は如何に歯に浸透させるかを目的に使用し、自宅で使用するフッ素材は消耗してしまった歯科院で塗ったフッ素材を補給するもくて使用するため自宅と歯科院の両方でのフッ素材の使用をお勧めします。
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