基調提案
「子どもの”からだと心”のいま」
抄録
「すぐ”疲れた”と言う」「背中ぐにゃ」「保育・事業中、じっとしていない」「朝おきられない」「よる眠れない」等々・・・。子どもの”からだと心”が「ちょっと気になる」「どこかおかしい」と言われて随分長い年月が経過してしまいました。これらは、病気(disease)や障害(disability)とはいえないものの、さりとて健康とも言えない事象で、”おかしさ(disorder)”としか表現できないようなものがほとんどです。そのため、「子どものからだと心・連絡会議」では”健康 or 病気・障害・・・?”といった二者択一の議論ではなく、”健康”と”病気・障がい”の間の事象にも注目してこれらの問題の実態とそれを解決するための議論を展開してきました。当日は、その一端を紹介できればと思います。
内容
一方
すぐ疲れた
背中がぐにゃぐにゃ
ほいく 事業中じっとできない
朝起きられない・・・・・
体のおかしいに注目しよう
実感
子供のからだ・心・生活が
「どこかおかしい」
「ちょっと気になる」
「おかしさの」実態を身体機能レベルまで遡って予測
事実
自律神経/睡眠・・・・・・
大脳前頭葉「不活性型」
興奮や抑制を持続させることができない
周りから見ると落ち着きがないように見える
睡眠時間の推移
40年で20〜40分短くなってきてる
世界でも一番日本人は睡眠が少ない
月曜の午前中は特に元気がない
外遊びの減少に伴い日光の受光不足、テレビ、ゲーム、スマホが原因ではないのか?
昼は太陽、夜は暗くなるような生活を送ればメラトニン・リズムを改善することができるであろうか?
別途、小児歯科学会での講演では生体リズムに関して学生の指導の経験からこのような報告の講演があった。
キャンプ?30日
キャンプはリズムを整えられ前頭葉の働きをよくした
でもキャンプが終わると元に戻った。
そこで、単に日常生活で山村に留学をさせてみた。それぞれの地元に帰る
1−2でも効果があり、長くなればなるほど朝方の割合が増える
散歩をするしないでも大きな影響が出てくることもわかってきた。
自然のリズムに制御されているのではなく、道具に使われている現実がある。
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