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[レポート]親知らず抜歯時に麻痺が起きた場合の麻痺の目安日数

今回の講演の主題は「気をつけておきたい日常診療の落とし穴-口腔外科的知識が役立つこと-」が主題で歯科医師向けの外科処置の注意点が主題でした。
小児歯科では親知らずの抜糸は行いませんが、成人の方で処置で神経麻痺が起きた場合は治るか不安になると思いますので参考までに載せています。

[親知らず抜歯時の下歯槽神経麻痺の目安]
麻痺日数=7日+D+30日

D:オトガイ神経までの距離で位置は大体下顎の犬歯の下あたりです。そこから親知らずまで70〜100mmあります。
Dを100mmで計算すると
7+100+30=137
麻痺の日数は137日となりますので約4〜5か月となります。

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この記事を書いた人

歯科大学卒業後、小児歯科を専攻として大学院を卒業し博士(歯学)号を取得。大学の小児歯科教室で教員を務めた後、地元で小児歯科を専門として開業しつつ、大学の非常勤講師(小児歯科)に任命中。小児歯科学会の認定医、専門医試験に合格して現在は専門医の資格を所有。小児歯科を専門とした歯科医師です。

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