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[小児歯科]口内炎が良くできるんだけど(子ども)

目次

子どもの口内炎

口内炎だと勘違いしてしまう一般的に多いい病気

お口の中に点状のプッチとしたできものができることがあります。場所も色々な場所があります。一般的な口内炎して歯茎、頬、舌などが挙げられますが、中には唇と言う人います。違う場所にできたり、同じ場所に毎週できて消えないと言う人もいます。今の症状の中には口内炎でなく別の症状の場合があるので注意が必要です。
同じところ(歯茎)のにできて、治っては1週間後にまたできる。これは口内炎でなくて歯が膿んでしまって、歯茎から膿が出ている可能性が高いので早めに歯科医院に行きましょう。下唇や舌の裏側の舌の先端付近に膨らんだ物は粘液嚢胞の可能性もあります。この場合はなるべく潰さないようにして早めに歯科医院を受診して下さい。万が一潰してしまった場合は、よくうがいをしてください。
口内炎でも細菌性のものやウイル性のものがあります。ウイルス性の物は口内炎の薬は効きません。ひどく感染してる場合は小児科で抗ウイルス剤の処方が必要となります。
細菌性のものを含めた炎症が一般的に口内炎と言います。

原因として

多いい原因は食べ物によるものも含めて粘膜に傷が出来(見た目上全くわからない引っかき傷などの触ったことによる損傷も含めて)た所に口に中の菌などにより粘膜が炎症した状態です。通常目に見えないような小さな傷は免疫によって淘汰されて行くので口内炎までは行かない可能性がありますが、体力や免疫が落ちていると感染として症状が現れます。そのため薬局で口内炎の薬(ビタミン剤?)や塗り薬、貼り薬があります。歯科院では塗り薬を使用するケースが多いです。
子どもで稀にあるのが犬歯(前から3番目の歯)が不潔で粘膜が常時触れていてそこが炎症してしまったケースもありますし、不意に噛んでしまった場合にも咬み傷から生じる場合があります。

口内炎のチェックポイント

口内炎は触って痛いです。大きく立体的膨らむことは基本ありません。他のケースを疑ったほうがいいです。口内炎は基本1度に最大2個までです。3個以上同時にできる場合は別の要因が強いため専門機関を受診しましょう。口内炎の出る頻度と出た時の体調もチェックしましょう。疲れている時は体力の低下、免疫の低下によって起こっている可能性があります。

お家でできること

基本、歯科医院に行きましょうが正式コメントです。頻繁に口内炎ができるケースは、不潔性の原因が考えられるので、こまめにうがいをするだけで頻度が減ります。例えば外から帰ってきたら必ずうがいと手洗いをしっかりする。これだけで大分改善すると思います。うがいも通常の水道水で十分です。余裕があればうがい用の薬の入った洗口材を使用するのが理想ですが、通常の水でうがいをする、しないの違いだけで大きく変わってきます。1週間経ってもなをらないケースはなるべく早めの歯科医院受診をお勧めします(基本はすぐに受診となります)。

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この記事を書いた人

歯科大学卒業後、小児歯科を専攻として大学院を卒業し博士(歯学)号を取得。大学の小児歯科教室で教員を務めた後、地元で小児歯科を専門として開業しつつ、大学の非常勤講師(小児歯科)に任命中。小児歯科学会の認定医、専門医試験に合格して現在は専門医の資格を所有。小児歯科を専門とした歯科医師です。

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